同じ夢を持つ仲間の存在が進路実現の支えになりました

小学5年生の時に東日本大震災に遭い、避難所生活を経験しました。その時に駆けつけてくれた消防の方々にはお世話になり、懸命に活動する姿が印象に残っています。その後、女性の消防士も活躍していると知り、憧れる気持ちも芽生えました。大学では保健体育の教員になる道も選択肢に入れて教職課程を履修していましたが、消防士の仕事を間近に見たり、話を聞いたりする中で、徐々に進む方向が定まっていきました。公務員試験に向けての勉強は、ゼミの先生に分からないところを教えていただきながら、同じ目標を持つ友人との励まし合いをモチベーションにしてきました。これからキャリアを積み重ね、いずれは救助隊を目指したいです。火災や事故現場などで救助活動を行う救助隊に所属する女性隊員は、人数は少ないながらも増えてきています。私もあらゆる現場で的確な救助活動を行えるよう、先輩を目指して訓練に取り組んでいきます。